BMW NOTICE⑩ ECO PROモード中の惰性走行、上手に使うには?

IMG_0551th_.jpg おはようございます。こんにちは。こんばんは。
グラシアです。



今回はBMWの機能の1つ、惰性走行(セーリング)について。。





当ブログ内容はあくまで個人の主観に基づくものであることご了承ください。

ご理解頂ける方は続きをどうぞ( ´  ` )




最近のBMWにはECO PRO・COMFORT・SPORT(車種によってSPORT+もあります)の3〜4種類の走行モードがあります。中でも最適燃費走行を重視するECO PROモードではエンジンコントロールやエアコンディショナー機能を調整して燃料を節約することができます。そのECO PROモードの機能の1つに「セーリング」があります。日本語では惰性走行、ポルシェなどではコースティングとも言いますね。輸入車に多く採用されているこの機能ですが、上手に使うことで燃費の大幅な向上をすることができることもあります。

仕組みはわかる方もいると思いますが、セレクターレバーがDポジションのとき、エンジンが自動的にトランスミッションから連結解除されるというもの。車両はアイドリング状態で空走し、燃料を節約することができます。ブレーキペダルやアクセルペダルを踏むか、速度が一定以下になるとエンジンは自動的に再び連結されます。

セーリングは以下の条件が満たされている場合に使用できます。
・約50km〜160kmの速度範囲
・アクセルペダル・ブレーキペダルが操作されない
・セレクターレバーのポジションがD
・エンジンとトランスミッションが暖気状態

下限はともかく160kmまでの速度範囲はさすが輸入車というべきでしょうか。笑
さてこのセーリング、エンジンブレーキによる速度減衰をトランスミッションをニュートラル状態にして抵抗を無くしアイドリング状態ながら距離を稼ごうというものですが、お気付きの方もおられるかもしれません。
クリーンディーゼルエンジンも一般的なガソリンエンジンの例に漏れず、エンジンブレーキがかかっている状態ではエンジンへの燃料供給がカットされるので燃料を使うことなく車を走らせることができます。一方のセーリング状態では、アイドリングという燃料供給がなされている状態で距離を伸ばすということですので、さてこれはどちらが燃費が良いのかという疑問が浮上しませんか?

これってちょっと複雑なんですよね。例えば進行方向遠くにある信号が黄色に変わったところでアクセルオフにしてセーリングで惰性走行で減速した場合と、エンジンブレーキを聞かせて減速した場合とでは、信号までの距離によってどちらが良いかが決まってくるのです。
つまり、信号待ちによって停止するであろう位置にエンジンブレーキの減速力で適切に到達できるかどうかがが焦点となります。エンジンブレーキが聞くことにより減速しきってアイドリングによるクリープ走行になれば速度の殺しすぎによって却って燃料を使ってしまうことになります。一方セーリングによる惰性走行で停止位置に向かう場合も、一定以上速度を保ちすぎていると結局その分無駄にアイドリングとして燃料を使ってしまっているわけですから、その辺りの線引きは難しそうです。
日本のようなストップアンドゴーの多い道路環境では、信号停止に差し掛かる場面ではエンジンブレーキを使った方がより燃料の節約になるでしょう。よほど信号が遠い位置から見えて早いうちから惰性走行を開始するなら話は別ですが、そのような場面はあまりなく、ほとんどは信号から距離が近くなってから減速操作に入るでしょうからね。
となれば日本国土ではセーリングはお役御免といえばそうでもありません。長い下り坂、とくに緩やかに長く下っていく道路などではエンジンブレーキによる速度の低下をセーリングで0にできるので燃費に関して有利に働きます。もちろん速度が出すぎた場合にはエンジンブレーキをかけますが、惰性走行によるアイドリングの燃料消費だけで走行距離を稼げるならかなりの節約になってくるのだと思います。
あとは下り坂から上り坂にさしかかる場面などであらかじめ下り坂のときに少し速度を上げておき、上り坂にさしかかったときにセーリングを使い惰性走行でエネルギー損失を最小限に抑えた状態で坂を登ることが可能です。
高速道路でも100km/hで走行し、下り坂に差し掛かったところでセーリング→速度維持→坂の終わりにセーリング解除といった風に使うことができ、特に高速走行での燃費への恩恵は絶大なものがあります。

このように闇雲に使っても良くないセーリングですが、エンジンブレーキとうまく使い分け、場面場面で選択することで燃料消費を抑えることができます。もしセーリング機能がついていながら使ったことがない、使い方がわからない方がおりましたらこれを機にトライしてみてはいかがでしょうか?

それでは今回はこのあたりでお暇しますね。
ありがとうございました。
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