【土と水を制する者は、農業を制する】①土壌の三相分布とは何か

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題名の通り農業を制するため、日々精進の記録。
今回は土壌の三相分布について。



■ 土壌の三相分布とは?


土にもいろいろな種類があります。手に取ると重たいもの、軽いもの、隙間の空いているもの、しっかり詰まっているもの、乾燥しているもの、湿っているものなどなど…。すなわち土は粘土、砂、有機物などの個体と、水分及び空気からなっているのです。「土壌の三相分布」とは、これらの性質を数値で表現するものです。
三相とは、固相・液相・気相のことを言い、固相は個体を、液相は水を、気相は空気を意味し、これら3つの体積の割合を三相分布と呼び、合計して100%になります。液相と気相を合わせて「孔隙(こうげき)」と言い、固相+孔隙=100%です。物理特性においては、土の硬さは固相の性質、排水性は孔隙の特に大きなもの、保水性は孔隙の非常に小さなもの、通気性は気相及び孔隙の特に大きなものに関係してきます。
三相分布例
    ▲ 当然だが固相の割合は原則変化しない

固相割合が多いということはすなわち隙間がなく、透水性が悪いということになります。例えば固相の粘土質が顕著な土壌では、気相の割合が極端に小さく常に透水性が悪いということになります。
一口に「土」と行ってもそれを構成するものに3つの種類があることを念頭に置くことで、農業における土づくりと、水をどう捌いていくかが見えてきます。

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