機械化は意外と大変。でも手作業では思考停止。

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おはようございます。こんにちは。こんばんは。グラシアです。

我が家の農業では限りなく作業の機械化を実施して効率化を図っているのですが、なかなか一筋縄では行かないところがあります。



※当ブログ内容はあくまで個人の主観に基づくものであることご了承ください。
ご理解頂ける方は続きをどうぞ( ´ ▽ ` )







灌水ノズルの整備!


灌水という言葉をご存知でしょうか。灌水(灌漑とも言います)とは簡単にいうと「水やり」です。作物に水を与える方法として我が家ではトラクターブームによるブーム灌水を採用しています。トラクターに巨大な桶(1000リッター入ります)を装着し、上下左右、自在に伸縮する竿を使って一気に灌水を行います。他の方法としてはスプリンクラーという水道管にノズルを付け水に圧力をかけて散布する装置が圃場の灌水方法として代表的です。金属製の水道管から接続するものや、ホースそのものに細かい穴が空いていてそこから散水させるなどありますが、この方法は作付け面積が増えれば増えるほど面倒になってきます。なぜなら、灌水のためにホースやスプリンクラーをその都度持ち運びする必要が出てくるからです。トラクターブームなら設置の片付けの必要はありませんからね。

その代わりシーズンオフの時にノズルをはじめとした整備箇所を点検しなければなりません。こうしたことを覚えなければ仕事の効率化は図れない、とどのつまりは肉体を使うか頭を使うかという話に行き着くわけですが。
その話は置いておいて、トラクターブームがどのように散布をするのかこちらの動画をご覧ください。



アスペクト比酷い・・・横向きで撮るべきでしたね、反省。笑
こんな風に50個以上あるノズルで灌水を一気に行うことができます。ノズルは灌水用ノズルと農薬散布用ノズルの二種類があり、簡単に切り替えることができます。特に農薬散布をスズラン型の動力噴霧器でやろうとするとどうしてもムラになるのに比べ(操縦技術さえあれば!)遥かに均一かつスピーディに行うことができます。

灌水中のコクピットから。ちなみに運転席からはこのラジコンのリモコンみたいなので上下左右や伸縮動作をコントロールします。
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ボタンだらけで最初はわけがわからなかったものですが慣れてくるとこれがなかなか楽しい!
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こうして灌水等を行っているうちにノズルは汚れが詰まったり、灌水用と農薬散布用のノズルを切り替える部品が劣化してこれまたノズルの詰まりの原因になったりするので掃除が必要です。
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上の写真の真ん中のノズルは他と明らかに違いジャージャー水が出ていますので、なんらかの異常が発生しているのでしょうね。ということで分解して掃除します。詳細な分解方法は専門的な部分がありますので割愛しますね。
一通りやり方は覚えて書き留めたりしたんですけど、年1、2回くらいしかないこの行程を覚えていられるのか不安なところではあります。笑

手作業ならこういった整備はほとんどありません。トラクターブームを使用するとなった瞬間に整備量はどっと増えます。その代わり作業は効率化でき、メンテナンス技術さえあれば長期に渡って活用できるというメリットもあります。思考停止になっていてはこの業界では必ず行き詰まる、というのが父の教えであり私も共感というか痛感しているところです。



それではこの辺りでお暇しますね。ありがとうございました。


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