車のステータス、最高出力・最大トルクとは?

IMG_3749.jpg 
おはようございます。こんにちは。こんばんは。

今回は自動車カタログなどで良く見かける「最高出力」と「最大トルク」について説明します。




出力=トルク×回転数


さて、これらの値は何を示しているのでしょう。「最高出力」とは、エンジンが発生する最高の出力を示し単位に「馬力」や「PS」が用いられます。。一方の「最大トルク」は、エンジンが発生する最大の"回転力"を示すもので、単位にはkgf・mを使用します。 
出力とトルクの関係は「出力=トルク×回転数」であり、互いに密接に関連しています。自転車にたとえますと、ペダルをグッと踏み込む力がトルクです。踏み込む力、すなわちトルクが大きいほど自転車はより加速しますから、トルクは加速性能と関係が大きいと言えます。一方の出力は、トルクにペダルの回転数をかけたものなので、出力が大きいほどスピードを出しやすくなります。つまり、出力は速度と関係が大きい指標です。クルマの最高速度は、他の条件が同じなら最高出力で決まります。 

出力とトルクの出方はガソリンエンジンかディーゼルエンジンかによって特徴が異なります。ガソリンエンジンは、全体的にディーゼルエンジンよりもトルクが小さめで、最大トルクが出る回転数も高めですが、高い回転数まで回せるため最高出力を上げやすく、最高速度も速くなるという特徴があります。一方、ディーゼルエンジンは全体的にトルクが大きく、特に低回転で最大トルクが出るという特徴があるため、発進時などのスムースさは、ディーゼルエンジンの方が有利と言えます。 ただし、極低回転の時はディーゼルエンジンよりガソリンエンジンの方がトルクが大きくなるので、車庫入れ・車庫出し時に関してはガソリンエンジンの方がスムーズと言えます。

内燃機関とは別のEVのモーターは、回転を始めた直後の低回転で最大トルクが出て、エンジン以上に高回転まで使えるため、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンの良さを兼ね備えています。EVの走りがスムースなのは、このモーターの特徴が大きいとも言えます。車好きの人や車に詳しい人にとっては、モーターのフィーリングに違和感を感じるかもしれませんね。航続可能距離や環境汚染(!)などの課題をクリアできればさらなる普及が期待できるでしょう。
また、そのほかにも水素燃料自動車がありますね。あのエンジンのフィーリングはどんなものなのでしょうか、気になるところです。

なお、従来は出力をps、トルクをkgf・mで表現するJIS表示が用いられていましたが、近年SI(国際単位系)に基づくkWとN・mで表現されるようになりました。 
関連記事

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply